管理栄養士の合格率と難易度
栄養士の資格を取得することは、それほど難しい事ではありません。
学校に入学して真面目に勉強していれば卒業と同時に取得できるのです。
ですが、管理栄養士の場合は違います。
栄養士の資格を取得した後に独学で学んで管理栄養士資格を取得しようとしている方もいますが、取得難易度が高い資格であることを理解しておきましょう。
管理栄養士の合格率と難易度について
まず、管理栄養士の国家試験を受ける際には2つのルートがあります。
1つ目は管理栄養士養成施設を卒業して栄養士の資格を取得し、そのままの流れで管理栄養士の国家試験を受けるというルート。
もう一つは栄養士養成施設を卒業し栄養士の資格を卒業してから現場で実務経験を積んでから受験するというルートです。
それぞれで合格率は大きく違ってくるので注意しておきましょう。
管理栄養士養成施設を卒業してから受験に挑戦する場合、合格率はとても高いです。
管理栄養士養成施設新卒の合格率は大体80%以上となっているので、学校で真面目に授業を受けてさえいればほとんどの方が合格するといえます。
管理栄養士養成施設に通っている方は、できるだけ現役合格を目指したいですね。
一方で栄養士養成施設を卒業した後に現場経験を積んでから受験をする方の場合、合格率はとても低く、20%ほどとなっています。
ちなみに、総合的な合格率は30%~50%台です。
管理栄養士の合格率は非常に高いと思っている方も多いようですが、これは新卒に限った話だと思っておいた方が良いですね。
既卒の合格率を上げるためには
そもそも、なぜ既卒の合格率が低いのかというと、これは仕事が忙しくてなかなか独学で学べない、ガイドラインに沿った教科書が少ないということが挙げられます。
この問題を解決するためには、自分で上手にスケジュール調整をして十分な勉強の時間を取り、できるだけ最新の情報を集めていくことが大切です。
現場経験の中でも管理栄養士の資格取得に役立つ知識はたくさんあるので、仕事中も勉強するつもりで取り組んでいきましょう。