栄養士のやりがい
人間が健康に過ごすためには体に良い食事が欠かせません。
そして、それをサポートできるのが栄養士です。
人の健康に直接関われる仕事でもあるため、これが栄養士のやりがいだといえるでしょう。
体に良い食事はいろいろありますが、なにか一つだけを食べていれば健康になれるというわけではなく、それぞれの食べ合わせやバランスも重要ですよね。
こういったことは個人ではなかなか判断しにくいため、専門的な知識を持った栄養士の活躍が期待されているのです。
栄養士のやりがいを感じるのはどんなとき?
多くの方が人から感謝された時にやりがいを感じているようです。
例えば、病院などでは入院している患者さんの食事内容を考えることもあります。
入院中の方は毎日退屈して過ごすことも多く、食事が唯一の楽しみという方も珍しくありません。
そこで出てきた食事が美味しくないと気分も落ち込んでしまいますよね。
ですが、自分が考えた献立を美味しいといって笑顔で食べてもらった時のやりがいは非常に大きなものになります。
ただ、栄養士の働く職場のすべてが直接患者さんや利用者から感謝の声を聞ける職場というわけではありません。
しかし、例えば給食の献立を考える職場でも大きなやりがいを感じることができるでしょう。
小学生や中学生の給食を考える際に、自分の考えたメニューを食べて大きく成長してくれるんだと思うと、それがやりがいに繋がるという方もたくさんいます。
なににやりがいを感じるかは人それぞれ
栄養士に限った事ではありませんが、人によってなにをやりがいと感じるかは違いますよね。
例え直接的に感謝の声を聞ける職場でなかったとしても栄養士はたくさんの人を裏側からサポートできる仕事だといえるでしょう。
どの職場でも食事や栄養という人間が健康的に生きていくために欠かせない分野で活躍できる仕事であるため、やりがいはとても大きいはずです。
やりがいの感じられる職場でなければ長続きはしないため、自分が栄養士としてどのように活躍していきたいのかも考えながら職場探しをしましょう。